【シドニー29日AAP】 先ごろ新しい値引きポイントシステムを発表したウールワースについて消費者団体チョイスは、低価格が売りのアルディなどと比べると依然として客離れに歯止めがかかっていないとの見解を示した。
チョイスのゴッドフリー氏は「消費者にとっては価格がすべて」と述べ、ウールワースのようなポイント制ではなく、精算時にすべての人が値引きをしてもらえるアルディのほうが消費者にとっては得だと感じるとしている。
さらにドイツ発のディスカウント・スーパーマーケット「リドル」がオーストラリア進出の動きを見せているほか、IGAが新たに価格マッチング制度の導入を検討しているなど、価格競争が今後さらに加熱すると予想している。