【キャンベラ2日AAP】 アメリカン・エキスプレスが行った調査の結果、消費者は家族経営の商店よりも大型店で買い物をする傾向にあることがわかった。
小型店を支援するキャンペーン「ショップ・スモール」の立ち上げで、オドワイヤー中小企業相は「消費者として、中小企業を支えることが大切」「小型店がなければ民間部門の労働者の半数が職を失うことになる」と話した。
調査結果では、消費者の半数が「大型店での買い物をより好む」と答えた。また、調査対象の中小企業経営者の5人に2人近くが将来的に店を売り払うつもりだとした。 売却理由には財政状態(73%)、経費増大(82%)、新規顧客の獲得(79%)などに対する懸念があげられた。
アメリカン・エキスプレスのメラニー・コーレーン氏は、「消費者は小型店に対する愛情を行動に変える必要がある」と話した。1か月間のキャンペーン中、同社カード利用者は参加企業で20ドル以上の買い物をすると10ドル分のクレジットが得られる(最高10回)。