【アデレード5日AAP】 三菱電機株式会社がこのほど発表した、外部操作が可能な自動運転コンセプトカーについてSA州のジェイ・ウェザリル州首相は、同州で落ち込んでいる自動車製造産業を救う鍵となるとの考えを示した。
安全性を最重要視して開発されたコンセプトカーは、狭い場所などではリモンコンを利用して駐車を行える点などが注目されている。ウェザリル州首相は向こう15年で900億ドル市場に成長すると予測し、SAがこの流れをけん引していけるとの考えを明らかにした。
同州首相はSA州には過去数十年間、ホールデンや三菱などの自動車製造に長く関わってきた経験と実績があるとして、自動車産業の新しい流れをけん引するという展望を現実のものに出来ると確信していると話した。