【シドニー8日AAP】 オーストラリア心理学会(APS)が行った調査で、ストレス発散にギャンブルを選択する人が増加していることがわかった。
調査の結果、2011年と比較して6%上昇の20%近くの人が、ストレス解消法としてギャンブルをあげた。重度の鬱(うつ)や不安などを抱える人は、ストレス解消のために飲酒や喫煙、ドラッグの使用やギャンブルなど常習的行為を行う可能性がずっと高いことが報告でわかった。ストレスの理由のトップは個人の財政問題であった。
リン・リトルフィールド教授は、「ポーカーマシンなどギャンブル機器は、特に社会経済的に脆弱な人が多く住む地域に偏って設置されている」と懸念を示し、政府は人々をギャンブルが及ぼす影響から守る必要があると話した。
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