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コロナ抗体検査 拒否者は隔離日数延長に NSW

【シドニー27日AAP】   NSW州保健省は、帰国後の海外渡航者が自己隔離を行なっているホテル滞在中の10日目に、コロナウイルス抗体検査の拒否をした場合は隔離日数を10日間延長することを発表した。

 

今回の措置は、27日に同州で新たに6人の感染者が確認されたことが発端となっている。

 

6人のうち1人は、シドニー西部のペンリスに住む70代の男性で、男性と濃厚接触をした可能性のある人たちは保健省から連絡を受けている。残りの5人はホテルで自己隔離を行なっている海外渡航者だという。

 

保健省は、自己隔離をしている海外渡航者の2パーセント以下が、隔離開始から10日目に行われる抗体検査の拒否をしていると明らかにし「NSW州では自己隔離をしている海外渡航者の10日目の抗体検査を必須にしている。拒否をした場合は隔離日数を10日間延長する」と述べている。

 

同州では5月15日から、ホテルでの自己隔離者に対して滞在10日目に抗体検査を行っており、1万1634人のうち59人から陽性反応が出ている。

 

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