【キャンベラ11日AAP】 国内各地で11日午前、戦没者追悼式典が行われ、オーストラリアを訪問中の英皇太子夫妻もキャンベラの式典に出席した。
雨の中、キャンベラの戦争記念館前には傘を差した数千人が集まり、コスグローブ連邦総督とターンブル連邦首相も式典に出席した。式典では、作家で歴史学者のジャッキー・ハギンズ氏が、先住民としては初となる追悼演説を行った。
式典終了後、チャールズ皇太子夫妻は無名戦士の墓に花輪を捧げ、戦没者名簿にポピーの花を置く。また、チャールズ皇太子は国立博物館訪問と国立樹木園での植樹を行い、カミラ夫人はトリュフ農園を訪問する。2人は総督官邸でターンブル首相、ショーテン野党労働党党首、退役軍人らと会談してキャンベラ訪問を終了する。