【キャンベラ30日AAP】 新型コロナウイルスの感染が広がるメルボルンのサバーブ36か所で、再びロックダウンが行われる。今後2週間、メルボルン着の国際線も他空港に迂回される。
メルボルンで感染のホットスポットとされる10か所の郵便番号で、7月2日から少なくとも29日までロックダウンになる。アンドリュース州首相は、「さもなければ、すべての郵便番号でロックダウンをすることになる」「当該地域の店舗への影響は非常に痛ましい」と話した。
VIC州で30日、新たに64人の感染がわかり、25日から累計で233人になった。29日は1万7,400件の検査が行われたが、ホットスポットの住人1,000人近くが検査を拒否したと伝えられる。メルボルン北部での感染源は、帰国者の検疫用ホテルに勤務する従業員と遺伝子検査でわかった。
VIC州での感染拡大を受けて、SA州は予定した7月20日の州境再開を白紙に戻し、NSW州と首都管轄区域(ACT)との移動を検討する。QLD州も7月10日に州境を再開するが、VIC州民は禁止されている。