【シドニー１６日ＡＡＰ】　　　ＮＳＷ州政府は、シドニー中心部と周辺での次期地下鉄建設計画を明らかにした。

コンスタンス州交通相は１６日、２０１８年までにシドニー北部チャッツウッドと南部シドナム間で２本の鉄道トンネル工事に着工すると発表した。地下鉄の運行は２０２４年開始予定。同氏は、「現状の鉄道ネットワークの負担を軽減することになる」と話した。

州政府はまた、計画を終点のバンクスタウンからリバプールまで延長させる可能性も示唆した。これにより、南西部からシドニー中心部までの移動時間が１５分短縮されることになる。

計画により既存の住宅や事業所の移動は避けられない。シドニー中心部、ノースシドニー、チャッツウッド、シドナム、クロウズネストで影響を受ける戸数は明らかにされていないが、協議はすでに開始されているという。

新たな駅は、クロウズネスト、ビクトリア・クロス（ノースシドニー）、バランガルー・セントラル、マーティンプレイス、ピット・ストリート、セントラル駅（地下）の６つ。