【メルボルン17日AAP】 オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、格安航空会社ジェットスターおよびバージン・オーストラリアが2014年、誤解を招き消費者法に違反する航空券価格表示法を用いていたと指摘した。
2社のモバイル予約サイトでは、購入手続きが進むにつれ、広告に表示された航空券価格が不可避で高くなっていく。ACCCは、「両航空会社は、大抵のクレジットカードやペイパルによる支払いで課せられる追加の予約サービス料金について、十分明らかにしなかった」と話した。
ジェットスターは声明を発表し、「関連するすべての料金を消費者が理解できるように、予約の各段階でどんな追加料金が発生するのかより明瞭に変更した」と話した。また、直接払いやオンライン決済のPOLiシステム、自社クレジットカードの使用により、追加料金なしで毎年数百万件のチケットが予約されていると主張した。