国際

日豪閣僚協議 シドニーで開催

【シドニー22日AAP】   シドニーで22日、日本とオーストラリアの外務・防衛大臣が閣僚協議「2プラス2」を行った。

中谷防衛大臣は協議後の記者会見で、オーストラリア次期潜水艦の建造提携先を日本が落札することは、「日豪間の連携を主導し、日米豪間においてもアジア太平洋地域での航行の自由を確かにする、非常に戦略的に重要なこと」と語った。

これについてビショップ外相は、「潜水艦建造は日本、フランス、ドイツの3か国から提携先を決定するプロセスにあり、日本政府からのプレッシャーは全く感じていない」と話した。

両国の閣僚は共同声明を発表し、中国による人工島の造成など南シナ海での最近の状況を非常に懸念すると話した。ビショップ外相は、オーストラリアからの輸出品の3分の2以上が南シナ海を通過するとし、国際法のもと紛争解決に至るよう関係諸国に要請すると述べた。

協議では両国の防衛面での協力についても確認された。岸田外務大臣は日豪関係について、「アジア太平洋地域の平和と安全における要」と話した。

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