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豪初 老人施設で意思疎通ロボット

【パース24日AAP】   パースの老人介護施設で、入居者向けのダンス教室や1対1での意思疎通もできるロボットが、オーストラリアで初めて導入された。ロボットとの交流がどのように高齢者の認知低下を抑制するか、研究の一環として導入される。

身長57センチメートルのロボット「ゾラ」は24日、老人施設「ブライトウォーター・マデリー」の入居者らに歓迎された。ゾラは19言語を認識可能で、職員はゾラのプログラミングにタブレットを用いる。

老人施設入居者の多くが認知低下を示し、精神と身体の両面で常に新しく異なる刺激や体験が必要だという。ゾラはヨーロッパ各地や米国の施設ですでに使用されている。

ゾラのソフトウェアを開発したベルギー・QBMT社のトミー・デブリエック最高責任者は、「瞬きやアイコンタクトなど人間のジェスチャーにどのように相互作用するか、非常に注意してゾラをプログラミングしてきた」と語った。

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