【シドニー8日AAP】 NSW州政府は8日、シドニー西部パラマッタからストラスフィールドに繋がるライトレール建設の計画を明らかにした。
パラマッタ中心部、オリンピックパーク、ウエストメッド病院、ウエスタン・シドニー大学を結ぶライトレールの建設は2019年に着工し、2024年までに完成を目標とする。
州政府はライトレール地帯の宅地造成において、床面積1平方メートル当たり200ドルの「特別インフラ負担金」を課徴する意向。
これについて州野党労働党のフォレイ党首は、「イースタンサバーブのライトレール建設では住民負担はない」と話し、不公平だとした。また、「西部の公共交通機関不足に、州政府はもっと早く対処すべきだった」と話した。
州政府は建設費用に10億ドルを投じ、連邦政府や地方自治体、民間部門にも出資を求めるとしている。