【ブリスベン14日AAP】 オーストラリア保健福祉研究所(AIHW)の報告から、国内で女性の出産年齢が高まっていることがわかった。
2013年に出産した全女性の平均年齢は30.1歳で、10年前の29.5歳より上昇した。また、初産の平均年齢も28.6歳に上昇し、24歳未満の若い女性の出産は17%に減少した。
35歳以上の妊婦が22%と出産年齢が高まるにつれ、帝王切開による出産も33%に増加した。また、肥満問題に対する国家的懸念も反映され、2013年に出産した全女性のうち45%が肥満または過体重であった。
報告では、妊娠中の喫煙者数は減少したが、若い女性や先住民族の女性は妊娠中も引き続き喫煙する可能性がずっと高いことが分かった。