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タクシー業界に2200万ドル拠出 VIC

【メルボルン24日AAP】  VIC州政府は24日、州内のタクシーや配車大手ウーバーなどの商業車両業界に対し、2,200万ドルを拠出することを決めた。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止することが目的で、清掃や除菌などの経費に充てられる。

 

州政府は、車両の清掃などを行うデポの設置に600万ドル超、掃除や除菌費用として350万ドルを拠出する。また、地方部で営業難に陥っているタクシー会社に対し、高齢者などが必要なサービスにアクセスできるよう100万ドルを支給する。

 

業界はこれまで、自己隔離が必要となった運転手に対し1,500ドルを支給している。VIC州のキャロル公共交通相は、タクシーや配車サービスは多くの州民にとって医療サービスや医薬品にアクセスするための唯一の手段となっているとして、州民の生活に欠かせないものとの見方を示した。

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