【シドニー5日AAP】 ANZロイ・モーガン社が実施した調査によると、消費者信頼感は1月3日までの1週間で0.8ポイント、年間で4.1ポイント上昇した。また、現在の財政状況に関する信頼感も6.4ポイント上昇し、世界的な金融危機以降最高水準に達した。安定した雇用情勢とガソリン価格の下落が主要因子にあげられている。
ANZのワレン・ホーガン氏は、「消費者はホリデー期間の1月は概ね楽観的だが、現在の財政状況について楽観的であることは好ましい」と話し、9月のターンブル連邦首相就任後、消費者信頼感は段階的に上昇したと述べた。
コムセックのクレイグ・ジェームズ氏も、「現在が主な家財道具の買い時と考える消費者が多いことは有望であり、小売業者にとって良い知らせだ」と話した。