【シドニー6日AAP】 オーストラリアの家電大手ディック・スミスが経営破綻したのを受け、オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は消費者への影響について調査を進めている。
管財人であるコンサルタント企業フェリアー・ホジソンは、ギフトカードの無効と購入時の前払金について払い戻しをしないことを発表しており、ACCCはこれについても調査するとしている。
ディック・スミスは昨年10月、純利益が前年度比15%減となることを明らかにしていた。12月のクリスマス商戦で再起をかけた特売セールを行ったが、販売が予想を下回ったことで5日、破産を申告した。