【シドニー17日AAP】 全国オーストラリア・デー評議会(NADC)のベン・ロバーツ・スミス会長は、「26日のオーストラリア・デーは、多種多様な国民を尊敬・理解すべき日だ」と話した。
スミス会長は17日、シドニー南西部バンクスタウンで行われたマルチカルチャーを祝うイベントで、「世界的に頻繁に起こる問題が人々の見方を曲げている」と話し、オーストラリア・デーでは異なるバックグラウンドの人に挨拶し、固定観念を崩すように人々に呼びかけた。
バンクスタウンは、住民の63%が外国生まれの親を持つ。カル・アスフォー市長は、「寛容で、人を迎え入れるコミュニティであることを証明している」と話した。
オーストラリア人権委員会(AHRC)で人種差別を担当するティム・スーフォマセイン委員は、「過激な国家主義を追求するのでなく、良いところを皆で祝う日がオーストラリア・デーだ」と話した。
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