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人気のマレーシア料理店が違法雇用

【シドニー19日AAP】   従業員に不当に低い賃金を支払い、調査官に虚偽の賃金記録を見せたとして、フェアワークス・オンブズマン(FWO)はシドニーのマレーシア料理店を相手に訴訟手続きを開始した。

ヘイマーケットで人気のレストラン「ママック」は、2012年2月から2015年4月にかけて従業員6人に対し、8万7349ドルの賃金未払いがあったとされる。学生ビザ保持者4人を含む、6人全員が英語を話さないバックグラウンドを持つ。未払いの賃金は従業員に支払われた。

飲食業の法定最低賃金は大人が時給22ドル、年少者が13ドルであるが、従業員らはわずか11ドルで働かされていた。FWOは、偽りの賃金記録についても訴訟を起こす見通し。

同店舗の経営者3人には、職場法の違反1件につき最高1万200ドルの罰金が科せられ、レストランチェーンを展開するMamak Pty Ltdにも1件につき最高5万1000ドルが科せられるという。

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