【シドニー20日AAP】 国内の電力大手AGLとソーラーシステムのディベロッパーであるファースト・ソーラーが、シドニー西部のニンガンとブロークンヒルに国内最大級となるソーラーシステムを完成させた。
新しい設備は全体で390ヘクタール、フットボール場が約800個入る広さとなり、合わせて155メガワット、5万世帯以上に電力を供給することが可能。NSW州政府とオーストラリア再生可エネルギー局(ARENA)が共同で資金を拠出した。
AGLは同施設により、毎年30万トン相当の温室効果ガスを減らすことが可能で、これは乗用車8万2000台分のガスを減らすのと同様の効果があると説明している。NSW州のロバーツ・エネルギー相は現在、州内で8つの発電所プロジェクトが候補として挙がっていることを明らかにした。