【キャンベラ10日AAP】 連邦政府によるパンデミックの一時補助金を5月に受給した人の多くが、請求書や住宅ローンの返済に使ったとわかった。
国民の3人に1人が5月に補助金を受給した。TAS州は全国平均を大きく上回り、大人の半数近くが補助金を受け取った。65歳未満は、請求書や住宅ローンの返済、他の返済に補助金を充てたが、高齢者はを貯蓄に回したり、食料品や家具を購入する傾向にあった。
連邦のコーマン予算相は10日、「賃金補助政策のジョブキーパーを9月から段階的に縮小するが、廃止予定の来年3月以降も必要であれば延長する」とセブン・ネットワーク局で話した。
失業手当のジョブシーカーは、国内の労働年齢およそ220万人が現在受給中だ。受給者の58%が手当を小売商品やサービスの購入に充てているとして、来年以降手当が引き下げられれば小売業に打撃を与えると、野党労働党は警告する。