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「日銀マイナス金利」で豪株価上昇に

【シドニー31日AAP】   日本銀行は29日、金融機関が日銀に預ける預金の金利をマイナス0.1%にする「マイナス金利政策」の導入に踏み込んだ。これを受けて、同日午後のオーストラリア株価は上昇した。

AMPのチーフエコノミストであるシェーン・オリバー氏は、「米国とヨーロッパでの株価上昇後にさらなる恩恵が得られるだろう」と話した。ダウ・ジョーンズ平均産業株価が2.47%上昇するなど米株価の持ち直しを受けて、ASX SPI200の先物指数は31日、8ポイント上昇した。

2日のオーストラリア連邦準備銀行(RBA)による政策金利発表を控え、長引く低インフレと不安定な世界成長を理由に、多くのエコノミストが金利据え置きを予想している。また、低いコモディティー価格や住宅セクター減速などの影響により、今後数か月以内に金利引き下げが予想されている。

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