【ブリスベン31日AAP】 ブリスベン市の選挙を3月19日に控え、グラハム・カーク市長は、続投の際に15億4000万ドル規模の地下鉄網を建設すると発表した。
計画「ブリスベン・メトロ」は市南部のウールーンギャバから中心部を通って北部のハーストンまで結び、1時間に3万人の移動が可能。ピーク時に、ビクトリア・ブリッジから1時間につきバス200台を減らすことができるという。
野党労働党のロッド・ハーディング市長選候補者は、「国内外の近代都市はライトレールを建設している」と話し、来月にも自らの交通機関プランを発表するとした。QLD州のパラシェー首相も、ニューマン前市長が打ち出した計画の再生に過ぎないとし、「市民は負担を望まないだろう」と話した。
現在、毎日およそ17万人が市内を移動するが、2031年までに25万人に増加すると見込まれる。