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検疫ホテルの警備員が新型コロナ陽性 シドニー

【シドニー18日AAP】   シドニーで帰国者用検疫ホテルの警備員として働いた男性が、新型コロナウイルスに感染した。男性はその後市内数か所の施設で勤務していた。

男性が警備員を務めたサーキュラーキーのマリオット・ホテルで8月2日、帰国者が新型コロナウイルス検査で陽性を示した。警備員の男性は8月3、4、7および8日に同ホテルで勤務したが、11日になって症状を発症した。男性はその間、フレミントン・マーケット、パラマタ簡易裁判所、バンクスタウンのセントラル・ショッピングセンターで働いた。

NSW州のチャント医務部長は、VIC州の検疫ホテルプログラムで報告された違反には当たらないとの見解を示す。現在VIC州で報告された感染の99%が、リッジスまたはスタンフォード・ホテルに起因する可能性が調査会で発表された。チャント医務部長は、「警備員の男性から確認されたウイルス株は、クロスロード・ホテルやメルボルンと関連するクラスター感染のものとは異なる」と話した。

マリオット・ホテルに勤務するすべての警察官および警備員が検査を受けた。NSW州で3月29日以降、帰国者4万7,000人のホテル検疫を行ったが市中感染は認められていない。

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