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GST引き上げの経済効果不明 豪首相

【キャンベラ9日AAP】   キャンベラで行われた保守連合党内会議で9日、ターンブル連邦首相は「GST引き上げのモデル化によると、提唱者らが推測する経済効果をもたらさない」と発表した。

ターンブル首相は「政府は税務・経済政策を入念に調べる責任がある」と話した。GST引き上げの最初の関門に経済的採算性があげられる。同氏はまた、税制改革の別の問題として、スタンプ・デューティーと呼ばれる住宅購入時の印紙税から土地税への切り替えについて、「エコノミストは支持するが、政治的に非常に困難」と話し、各州・地域から支持が得られないとした。

保守連合の租税政策に関する最終案は5月の予算発表時に明らかにされる。

「政府は反射的にGST引き上げを排除するべきでない」という意見に対してターンブル首相は、「支出増のスピードより経済成長と歳入増を速く行うつもりだ」と話した。

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