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2018年から新車の個人輸入が容易に 

【キャンベラ10日AAP】   2018年より、国内で自動車販売業者を通さずに新車やバイクの個人輸入が可能になる。

連邦政府は10日、「フォード、ジェネラルモーターズ、トヨタの各自動車製造会社が国内製造を終了次第、2年以内にすべての新車が輸入車になる」と発表した。フレッチャー大規模プロジェクト相は「製造会社が国内で特定モデルを販売しない場合、消費者は海外に目を向けることができる」と話した。

輸入対象はオーストラリア国内の基準を満たす右ハンドルの乗用車で、製造後12か月未満、走行距離500キロメートル未満の車両のみ。右ハンドル運転として現在、日本と英国がオーストラリアの基準を満たしている。同時に年数25年以上のクラシックカーの輸入が可能になり、輸入中古車の特別関税1万2000ドルも撤廃される。

野党労働党は雇用や安全面、保証などに懸念を示している。キム・カー影の産業相はリコールや代替車の必要時について言及し、「消費者を相当なリスクにさらすことになる」と話した。

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