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在留豪人 1万8000人が帰国待ち

【キャンベラ20日AAP】  外務省によると、新型コロナウイルスの感染拡大によって、海外からオーストラリアへ帰国を待っている人が1万8,000人以上いることが分かった。同省は、海外に在留しているオーストラリア人について、現在2万7,000人いるとしている。

 

外務省によると、連邦政府はこれまでに64機の特別機を用意し、このうち45機がインドから出発した。今年3月13日以降、オーストラリアへ帰国した人は37万1,000人となっている。また、ほとんどがインド、フィリピン、南アフリカ、ベトナムの在留者だったという。

 

外務省職員のウェブスター氏は、海外に住むオーストラリア人にとって、国際線の便数が制限されたことが非常に大きな障壁となっていると話した。また、海外に住む高齢や例外とみなされたオーストラリア人の支援を試みたが、飛行機の便数が大幅に制限されたことで大きな影響が及んだと説明した。

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