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Aリーグを停止? 警察が暴動を警戒

【メルボルン13日AAP】  VIC州警察は、「フーリガン」と呼ばれる熱狂的なサッカーファンたちによる暴動が今後も収まらない場合、国内のプロサッカーリーグであるAリーグの試合を停止せざるを得ないとの見解を示した。

このような警察の規制強化は今月6日、シドニーのサッカーチーム、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズのファンが、メルボルンのエティハド・スタジアムで行われたメルボルン・ビクトリーとの試合で、起爆剤を持ち込み着火するなどの騒動に対応したもの。

VIC州警察のスティーブン・リーン副長官は、「3万人が集まるスタジアムに、爆発物を持ち込むようなイベントを許可することは出来ない」と述べた。さらに、「賛否は承知だが、安全が確保出来るまで試合を停止せざるを得ない」と話した。

警察は職場安全団体ワークセーフに対し、スタジアムの安全確保および観客が入場する際の規制強化を徹底するよう申し入れている。またワンダラーズには5万ドルの罰金が課せられるほか、1年以内に同じ問題が起きた場合、勝ち点が3ポイント減点される。

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