【メルボルン14日AAP】 先週末のウエスタン・シドニー・ワンダラーズのファンによる暴動に続き、13日のサッカー・Aリーグの試合でも、発煙筒を着火させる暴動が発生した。試合会場でおよそ2万6000人が観戦していた。
13日夜行われたメルボルンの2チーム、ビクトリー対シティの試合で、試合前に発煙筒7本を着火、試合中も2本に火が付けられた。発煙筒着火やフィールド内への侵入など、7人が試合会場から強制退場させられた。また、17歳の少年2人が薬物関連で退場させられた。
警察は試合前、ビクトリーとの6日の試合でワンダラーズのファンが発煙筒25本や起爆剤を使用したことを受けて、試合の停止もありうると警告していた。ワンダラーズには罰金5万ドルが課せられ、12か月以内に同様な事件が発生した場合、3ポイントの減点が課せられる。