【シドニー16日AAP】 NSW州公正取引委員会と警察による捜査の結果、シドニーのパラマッタ・ロード沿いにある自動車販売会社3店で、中古車の走行距離計を巻き戻して距離数を短くしていたことがわかった。
警察は16日午前、責任者の到着直後に「Dream Car City」の営業を停止させた。同店は日本車の輸入を専門とする。警察はさらに、自らを国内一の輸入販売業者と呼び、日本車の輸入を扱う「Edward Lees Imports」など2店を強制捜査した。警察による作業所での捜査開始時、店を訪れた客も居合わせた。
州公正取引委員会によると、捜査終了まで起訴はされない。
「Dream Car City」が直ちに営業停止処分を受けた一方、他2店は営業継続に値する理由を主張する機会を与えられた。