【メルボルン22日AAP】 VIC州政府は、1日ごとのコロナウイルス感染者数が減少しており、徐々に規制が緩和されてきているが、マスクの着用は継続になる方針を明らかにした。
同州での1日の感染者数が2日連続で200人以下となっており、ブレット・サットン州主席医務官は、来週には150人以下に減少すると予測をしている。
サットン州主席医務官は「市中感染率が0パーセントになるまでマスク着用は継続する」と述べた。
マスク着用を拒否して州警察に罰金を科された人は過去24時間で数十人に上っている。罰金を受けた人の中には「自分の事務弁護士が着用しなくていいと言った」「マスク着用の義務があるとは思わなかった」などと言っているという。
同州では、メルボルンの各地で外出禁止令などの厳しいロックダウン規制が敷かれており、その他の地域ではやや緩い規制が少なくとも9月13日まで施行される。