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検疫ホテル警備員 2人目がコロナ陽性に NSW

【シドニー23日AAP】シドニーでは、今月14日に検疫ホテル警備員の陽性が判明し、さらに2人目の警備員も陽性だったことを受けて、NSW州政府野党は、VIC州のような第二波を懸念して州政府に対応を迫っている。

 

最初の警備員の陽性結果の後に、警備員と接触した700人が検査を行ったところ、陽性結果が出たのは1人だけだった。

 

NSW州保健省は、陽性結果の出た2人の警備員は今月3日にシドニーのマリオットホテルで同じシフトで働いていたと報告した。2人目の警備員は今月16日にシェラトン・グランド・ハイアット・パークホテルでも勤務しており、勤務時には無症状だったという。

 

NSW州労働党のスポークスマンは「検疫ホテル警備員の仕事は非常に重要な役割を担っている。パートタイム扱いされるべきではない」として検疫ホテル警備員の仕事をフルタイムにし、警備員もコロナ抗体検査の対象にすべきだと訴えている。

 

同州では、21日午後8時の時点で過去24時間の新たな感染者は9人となっていた。

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