【メルボルン23日AAP】 VIC州警察は、コロナウイルス感染予防の行動規制に違反した199人が罰金を科せれたことを発表した。
アルトナ・メドウズ在住の男性は、19キロ離れたブリムバンクで警察の検問にかかり、半径5キロ以内の移動許可に違反したため罰金を科せられた。男性は外出規制を認識していたが「退屈だったから」友人を訪れようとしていたという。
23日で過去24時間に罰金対象となった人のうち、メルボルン中心部の午後8時から午前5時までの外出禁止令に違反したのが73人、マスク不着用が20人、検問チェックで14人が罰金を科せられた。
また、外出禁止令時にガソリンスタンドから出ようとしていた男性は、糖尿病の友人のためにチョコレートを買いに行ったと警察に虚偽の申告をし、嘘だと認めた後で買ったタバコで警官を買収しようとしたという。
州警察は同州全土に渡り、家やビジネス、公共場所での抜き打ち検査を3869カ所行っており、3月21日からは31万6136カ所にも上っている。