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マスク着用を奨励 QLD州

【ブリスベン24日AAP】   ブリスベンでの新型コロナウイルスのクラスター発生を受けて、QLD州政府は州民にマスクの着用を呼び掛けている。

ワコにある児童拘留施設関連の感染は10人に上り、現在同州で18人が新型コロナウイルスに感染している。同クラスターにより、ブリスベン広域やローガン、イプスウィッチなど67か所で公衆衛生警報が出されている。

QLD州のヤング首席医務官は24日、マスク着用を義務付けないとしつつ、混雑した場所での着用を促した。また、メトロ・ノース、サウス、ウエスト・モレトンの各病院で職員と患者、見舞人は保護具を着用するよう推奨した。ブリスベン広域はホットスポットに指定されていないが、自宅や外での集まりは22日に最大10人に制限された。

保健局は、児童拘留施設での感染と、6月にメルボルンからローガンに戻った女性2人の関連について調査中だ。施設に収容される130人全員が検査を受け、7月22日以降に放された子ども92人にも連絡をとっている。今週半ばには施設の全職員が隔離に入り、司法局職員などが代わって業務を行う。

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