一般

1歳未満は葬儀参列に数えず VIC州

【メルボルン24日AAP】   VIC州で葬儀の参列者は10人までに規制されている。アンドリュース州首相は、生後5週の男児が父親の葬儀に参列できるよう介入した。

メルボルン郊外のクロイドンで18日、電気技師のジャロッド・フォックスさん(37)は仕事中に感電死した。葬儀は28日に予定されているが、生後5週の息子のジャスパー君が制限で参列できないとして、家族は許可を求めていた。妻のシェリルさんは24日、「サットン州首席医務官は乳児の例外を認めなかった。整理番号と理由のみで、同情や配慮はまったくなかった」と3AWラジオで話した。

アンドリュース州首相は、「先週、電気技師が仕事中に亡くなった。彼の葬儀に参列する10人に生後5週の息子は数えない」と述べ、今後も1歳未満の乳児は数に入れないとした。

息子のアーチャー君(2)とジャスパー君のために立ち上げられた募金ページGoFundmeには、これまでに20万ドル近くが集められた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら