【シドニー29日AAP】 NSW州でブッシュウォーキングをしていた男性が、猛毒ヘビの「デスアダー」に噛まれ、20分歩いて救助を求めていた。
ウェストパック救助ヘリコプター・サービスによると、ノース・コーストのシール・ロックスで29日の正午に、51歳の男性を救助したという。
男性は遠隔地の山道を歩いていたところ、毒ヘビに噛まれたため、携帯電話の電波が届くTreachery Camp Groundまで歩いていき、救急サービスを呼んだ。
男性は専門家により手当を受け、ニューキャッスルの病院に搬送されたが、容態は安定しているという。
デスアダーはその神経毒で、身体に麻痺を起こさせ死亡するケースもある。毒ヘビの中でもデスアダーは致死量以上の毒が注入された場合、最も早い6時間以内に死亡するという。