【アデレード30日AAP】 SA州の必須サービス委員会(ESC)の年次報告によると、過去2年で同州の電力料金は平均158ドル減少した。昨年度は平均96ドル、前年は62ドル減少した。
2018年の州選挙前、現自由党政府は電力料金を年302ドル減少させると公約に掲げた。
マーシャル州首相は、「前回選挙で雇用創出と生活費削減、サービスの改善を公約に掲げた。パンデミック中の世帯にとって生活費の削減は非常に重要だ」と話した。家庭用太陽電池と計画中であるNSW州との電力インターコネクターによって、2022年3月の次回選挙まで電力料金は減少を続けると自信を示す。さらに、水道料金は平均で年200ドル、緊急サービス料金は160ドル、自動車登録費は100ドル減少すると見積もられる。
一方で住宅用ガス料金は年平均28ドル上昇したが、マーシャル氏は「ガス料金は国際的に設定されており、州で対応できない」と説明した。