【アデレード7日AAP】 連邦政府による3年に1回の調査結果から、国内で学校生活を始める子どもの5人に1人以上が、社交、情緒、学力のいずれかで準備ができていないことがわかった。
学校生活が初年度の子ども30万人を対象に行われた調査から、男子よりも女子のほうが学校生活への準備ができていることがわかった。また、調査対象の85%近くが言語および認知技能で目標に達成していた。
一方、先住民系の子どもは社交、情緒、学力の面で2.5倍近く脆弱である可能性があげられたが、この傾向は徐々に減少しているという。オーストラリア教職員組合(AEU)は、「同報告から、学校のためのゴンスキ財政支援の必要性が伺える」と述べた。