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安楽死合法から1年 希望者増 VIC州

【VIC1日】   昨年6月にVIC州で安楽死法が可決後、348人が申請し、124人が安楽死した。

VIC州で昨年度前半は137人、後半は211人が安楽死を申請し、124人が薬品投与によって死亡した。申請者の年齢は32~100歳で平均71歳。女性が44%、男性は55%だった。半数以上がメルボルンに住み、オーストラリア生まれが半数以上を占めた。

安楽死希望の理由として自律の喪失、人生を楽しむ活動ができなくなったこと、身体機能コントロールの喪失や尊厳の喪失があげられた。また、パンデミックによるストレスも大きな影響を及ぼしているとわかった。

希望者は、不治で進行性の病を抱えており、余命6か月以内、神経変性状態では余命1年と診断されなければならない。少なくとも過去12か月VIC州に居住するとともに、安楽死の決定を下せるなどの必要条件がある。

ソース:News.com.au- More Victorians interested in assisted dying

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