【パース10日AAP】 WA州で電子タバコを販売した男に対し、実際にはタバコではないがタバコに似せた商品の販売を禁止する同州の法律に違反しているとの判決を言い渡した。これにより男は罰金などを含め、最高6万ドルを支払うことになる。
電子タバコを販売したとして2014年、WA州保健局はオンラインショップ、ヘブンリー・ベイパーズのビンセント・バン・ハーデン被告に対する訴訟を起こし、ハーデン被告には同州のタバコ商品規制法により有罪判決が下された。
WA州上訴裁判所は10日、問題となっている電子タバコが禁煙商品だとする証拠がないとして、ハーデン被告による上告を却下した。裁判官はまた、この判決は電子タバコに禁煙の治療効果が全くないと言っている訳ではないと述べ、「これは政府で議論すべきことだ」と話した。