【ACT2日】 連邦政府のモリソン首相は、オーストラリアの国内総生産(GDP)が第二次大戦以降で最低水準に達したことについて「非常に衝撃的な日」と述べた。首相は、国内経済が新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックと、不景気による脅威にさらされているとの見解を示した。
モリソン首相は「オーストラリア国民やその家族たちに、非常に恐ろしく心が痛む打撃を与えている」と述べる一方、「われわれはその打撃を受け止めるだけでなく、オーストラリアを再び開放していく道を歩くため、努力を続けていく」と述べ、コロナウイルスには屈さないと熱いメッセージを送った。
モリソン首相はさらに、政府がこれまで財政援助策として3,000億ドル以上を費やしたことについて、出来る限り衝撃を緩和することを追求してきたが、それには多大な犠牲も伴ったと説明。ただ「このような厳しい状況の中、国民の安心や自信のために政府が立ち上がったことは理解してもらえた」と話した。
ソース:‘Devastating day’: Prime Minister Scott Morrison reacts to grim economic outlook