【ACT4日】 連邦政府は4日、高等教育で実施される試験を対象とした代行サービスについて、これを提供したり、宣伝する行為を違法とみなし、最大2年の禁固刑および最大10万ドルの罰金を科す新たな法律を施行した。
連邦政府のテーハン教育相は、不正行為の代行サービスが急増していることで、オーストラリアの高等教育の尊厳や評判に、大きな脅威をもたらしていると懸念。また、新法は不正サービスを提供しているプロバイダーとこれを宣伝している業者であり、学生ではないと説明した。不正が発覚した学生は、それぞれの教育機関による行動規範に従うことになるという。
高等教育質・基準機構(TEQSA)は、情報収集、海外の不正ウェブサイトを遮断するとともに、業者の摘発、教育サービス提供機関による予防対策の策定などを行う予定だ。連邦政府はすでに、大学などが不正なサービスを利用している生徒を発見するツール費用として、財政援助を行っている。
ソース:news.com.au- New laws passed could see cheaters who sell services to university students jailed