【NT12日】 NT準州のカカドゥ国立公園のワニの生息する川に、南極へ移動するはずのザトウクジラが迷い込んでしまっていることがわかった。
同国立公園のイースト・アリゲーター・リバーの濁った温帯海域に白黒のザトウクジラがバチャバチャと泳いでいる姿を同準州の環境省のParks Australiaが撮影した。
この川には巨大な海水のワニが生息しているが、専門家はクジラがワニに食べられる心配はないとみている。
南極を目指していたザトウクジラがカカドゥ国立公園に迷い込んだのは今回が初めてではない。先週に3頭のザトウクジラが同じように迷い込んでいたが、今は南極に向けて移動しているという。
同国立公園はNT準州政府と状況を見守っており、介入する必要がある場合のプランを立てている。Parks Australiaは「この川にはワニが多く視界も悪い。クジラがボートと衝突することは絶対に避けたい」と述べた。
ソース:news.com.au-Humpback whale trapped in Kakadu’s croc-infested waters