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児童性的虐待審問 著名テニスコーチも

【シドニー4日AAP】   児童性的虐待に関する王立委員会による、スポーツ組織の苦情対応への審問で、過去に性的虐待疑惑で無罪とされた著名なテニスコーチ、ノエル・カラガン氏の名前が再びあげられる。

カラガン氏は世界のトップ選手らのコーチも務め、1991年にシドニーのテニスクラブに主任プロ・コーチに選任された。以来、テニスNSWとコーチ契約をしているが、現在国外でコーチ中のため証言を行わない。

ゲイル・ファーネス法廷弁護士によると、90年代後半にコーチのカラガン氏から性的虐待を受けたとされる3人が証言を行う。2004年、カラガン氏に対する性的虐待容疑は、被害者が体調不良で証言できなかったため退けられた。

王立委員会はスポーツ組織への審問の一環として、カラガン氏の容疑に対するテニス・オーストラリア、テニスNSW、NSW州スポーツ研究所の対応も調査中。

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