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豪の五輪委 若いアスリート虐待防止へ

【シドニー7日APP】  オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)が、若いアスリートをいじめや性的虐待から守るためのロードマップを作成していることが7日、王立委員会で明らかになった。今年開催されるリオ五輪で試験的に導入する。

王立委員会の幼児性虐待委員会は、スポーツクラブの子ども保護規定や関連手続きなどを見直す調査を進めている。国際オリンピック委員会(IOC)の副会長も務めるAOCのジョン・コーティス会長は、これまでにも虐待やハラスメントの問題に取り組むよう、IOCに働きかけてきたとしている。

初の試みとなるアスリート対象の虐待防止ロードマップは、「オリンピック・アジェンダ2020」と呼ばれ、アスリートらへのサポートを強化するとともに、虐待などについて学べる教材も配布する。コーティス氏によると、ロードマップには虐待を未然に防ぐためのフレームワークや、性的虐待を通報する際の手順なども盛り込まれるという。

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