【TAS21日】 TAS州西海岸沖で、ゴンドウクジラおよそ270頭が座礁している。海洋保護専門家らは大規模な救出作業を開始する予定だ。
同州の公園・野生生物サービスは22日午前からクジラの救出活動を行う予定だが、頭数の把握が非常に難しいとされる。一番大きな群れはマッコーリー・ヘッドのボートランプ沖およそ100メートルの砂州に、別の群れはそこから数百メートル離れた別の砂州に留まっている。オーシャン・ビーチ沖で座礁する群れのうち、25頭はすでに死亡したとみられる。
第一次産業・公園・水・環境省(DPIPWE)の職員と州警察が現場を管理し、市民は近づかないよう求められている。
クジラの座礁は初めてではなく、およそ20年前にも同様な規模で発生した。DPIPWEによるとTAS州は国内で唯一、クジラやイルカの大規模な座礁が定期的に発生する。中でもヒレナガゴンドウクジラの座礁が最も頻繁にみられる。
ソース:abc.net.au- A massive rescue operation being planned to try and save 270 whales stranded on Tasmania’s West Coast