【ACT23日】 連邦政府のハント保健相は23日、新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に各国が共同出資し、購入する国際的枠組み「コバックス・ファシリティ―」に、追加で1億2,300万ドルを出資すると発表した。
連邦政府はこれまでに、ワクチン開発会社アストラゼネカやオーストラリアの製薬大手CSLとワクチンの供給に関して契約を結んでいるが、コバックスへの新たな出資により、最大で人口の50%がワクチンの供給を受けられるという。
連邦政府は8月、コバックスに8,000万ドルを出資しており、今回が2回目。ハント保健相は、追加出資を決定したことで、太平洋諸国や東南アジアなどの隣国もワクチンを入手することが可能となるとの見方を示した。
ソース:news.com.au-Australia secures access to more coronavirus vaccines