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ワクチン開発したら共有を 豪首相

【ACT26日】  連邦政府のモリソン首相は26日、バーチャル形式で行われる国連サミットで講演し、新型コロナウイルスのワクチン開発について、開発に成功した場合、情報を共有するという“世界に対する責任”があるとの考えをあらためて示すとみられている。

 

モリソン首相は先に、ワクチンや治療薬を自分の国だけで独占した場合、それは歴史的にみても強く非難される行為だとして、世界で共有すべきとの考えを示していた。26日夜に行われる第75回を記念する国連総会においても、同様の主張を行うとみられている。

 

モリソン首相はさらに、ワクチン開発について、短期的な利益に目を向けている企業などに対し、人間性というのは人の記憶に長く残り、厳しい目が向けられるものだと指摘。「オーストラリア政府として誓うことははっきりしている。ワクチンが見つかれば共有する。誰もがそう誓うべきだ」と述べた。

ソース:news.com.au-PM Scott Morrison urges countries to share vaccine knowledge at UN speech

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