【NT26日】 ダーヴィン在住の男が、自分の妻をインドに人身売買し、妻の貯金を引き落とした疑いで起訴された。
豪連邦警察(AFP)によると、ダーヴィン市民からの通報により、28歳の男の捜査を開始、逮捕に至ったという。起訴状によると、男は27歳の妻に肉体的暴力を行い、妻の収入を自分に支払うように要求したり、妻の家族が送金した妻の銀行口座の金合計6万ドルを無断で引き落としていた。
また、2019年の2月には、男は妻を米国に行くビザ作成のためだと偽ってインド行きの飛行機に乗せている。男はインドに同行しなかった。
関係当局によると、男は連邦巡回裁判所に虚偽の申し立てをし、1月に離婚申請をしていた。
男は25日に、人身売買の取引をしたとしてダーウィン地方裁判所に出廷した。人身売買で有罪になった場合は、最高12年の禁固刑となる。
AFPの捜査官は「人身売買、奴隷や奴隷扱いの慣行はオーストラリアでも行われている。 共に力を合わせることが犯罪防止につながる」と述べている。
ソース:news.com.au- Darwin man faces 12 years jail for allegedly trafficking his own wife