【QLD29日】 新型コロナウイルスによる社会的距離の確保や手洗いの慣習のおかげで、今年は全国でインフルエンザの症例が激減した。
ブリスベン、メトロ地域にある病院で南北合わせ、インフルエンザの入院患者はたった1人だった。昨年は900人以上が入院した。QLD州保健局も、今年は同州でインフルエンザの感染数が昨年よりおよそ6万件少ないと報告している。オーストラリア全体でも、昨年の18万8,600件以上に比べてわずか532件が報告された。
グリフィス大学のアラン・チップス教授は、「ソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い、インフルエンザ予防接種率の上昇などすべてが影響した」「パンデミック後にこれらをやめればインフルエンザが再び流行する」「パンデミック後も手の除菌ジェル使用が一般化することを望む」と話した。
一方で風邪は今も流行を続ける。特に、アルコール除菌ジェルで殺菌できないライノウイルスによる風邪が残っている。
ソース:news.com.au- Flu-related hospital admissions plummet from 900 to just 1 in Brisbane, thanks to COVID