【ACT6日】 6日夜の連邦予算案で、政府は国内観光業の大幅支援を発表した。ロックダウン後に旅行を望む国民に対し、国内旅行での支出を大いに促す。
政府は地方の観光復興パッケージに2憶5,000万ドル以上を拠出する。QLD州北部やTAS州など、通常は海外からの旅行者にかなり依存する観光地にも5,000万ドル以上を拠出して、国内旅行者へのマーケティングを支援する。さらに、今後2年で1憶ドル以上を投じ、NSW州のスノーウィ・マウンテンやハンター・バレー、SA州のカンガルー島などパンデミックの影響を受けた10地域を支援する。国内旅行を促すとともに、海外渡航が安全になった際に海外からの訪問客を狙えるよう、オーストラリア観光局にも2憶3,160万ドルを拠出する。
バーミンガム観光相は「国内旅行で観光セクターと雇用を支援し、国内出張を促す」と述べた。
昨年1,520憶ドルの収益をあげた観光業は山火事と新型コロナウイルスによる大打撃を受けた。4~7月の訪問者数は、昨年同時期と比べて98%以上減。国内の雇用13中1件が観光業に関連し、パンデミック前は国民66万人以上が観光業に就き、31万5,000人が地方で働いていた。
ソース:news.com.au- Federal Budget 2020: Millions pledged to encourage Aussies to explore their own backyard